[医療忍者] Japanese Medical Knowledge Database
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  • 声がわり(変声障害)

    Posted on December 19th, 2008 サスケ No comments

    声がわりは、からだの成長に伴う生理現象で、男性のほうに明瞭[めいりよう]に現れます。男性では14〜15歳ごろ、女性はやや早期に始まります。この時期には喉頭[こうとう]は前後、上下に急速に発達し、男性ではいわゆるのどぼとけが前方にとび出してきます。声はつやがなく、しゃがれたり、高さも不安定となります。このような状態は正常な変化であり、3〜12カ月ほどつづきます。まれに、声がわりが順調に進まず、種々の症状が現れることがあります。この場合は、声がわり障害*といわれ、発声の矯正*が必要になります。(進 武幹)

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  • 声帯麻痺(反回神経麻痺)

    Posted on December 19th, 2008 サスケ No comments

    声帯の動きを調節している反回神経*が麻痺して、声帯がうまくはたらかなくなります。さまざまな病気が原因で起こります。なかには致命的な病気もありますので、麻痺の原因を徹底的に探さないといけません。頻度は多くありませんが、脳幹の病気、甲状腺がん、食道がん、胸部の悪性腫瘍[あくせいしゆよう]などによることがあります。しかし、いくら精密検査をしても原因不明のこともあります。かぜの後にみられるときは、反回神経へのウイルスの感染と考えられています。

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  • ポリープ様声帯

    Posted on December 19th, 2008 サスケ No comments

    長期にわたって声がかれます。ポリープと違うところは、声帯のほぼ全体が水ぶくれになった状態になることです。患者さんの大多数が10年以上の喫煙者であり、中年以降の女性に多くみられます。診断、治療は、声帯ポリープと同様の手順で行います。

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  • 声帯ポリープ、声帯結節 

    Posted on December 19th, 2008 サスケ No comments

    ポリープ(くびれのある腫瘤[しゆりゆう])が声帯にできたものが声帯ポリープ(喉頭[こうとう]ポリープ)、小さな結節(しこり)ができたものが声帯結節(謡人結節[ようじんけつせつ])です。喉頭の病気の中では喉頭炎の次に多くみられます。教師、歌手などの声をよく使う人、力んで発声する習慣の人、あるいはスポーツで大声を出す人や、遊びに夢中で大声を出す学童に多いようです。子どもの声帯結節は、変声期に自然に治癒することがあります。

    しゃがれ声がつづくときは受診を

    結節やポリープがあると、声帯が正しく振動できず、しゃがれ声になります。ポリープの大きいものでは、呼吸困難をきたすことがあります。しゃがれ声が長い間つづいて治らないときは、耳鼻咽喉科医の診察を受けてください。

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  • 喉頭炎

    Posted on December 19th, 2008 サスケ No comments

    喉頭の粘膜に炎症が起こったもので、かぜに伴って起こることがもっとも多いようです。職場で刺激性のガスを吸入したり、声の使いすぎによって起こることもあります。全身的なかぜの症状のほか、喉頭部の乾燥した感じ、かゆみ、しゃがれ声などがみられます。かぜに伴って起こったものでは、かぜの治療をしたうえで、局所の安静(声を出さないようにする)と、症状を鎮める吸入療法などを行います。慢性になったときは、その原因を取り除かない限り、いくら薬物の吸入をしても効果は上がりません。

    急性喉頭蓋炎

    炎症が喉頭の入り口である喉頭蓋[こうとうがい]に限局して発症し、短時間に腫れが進行し、呼吸道の狭窄[きようさく]をきたすため呼吸困難を訴え、手遅れになると窒息死に至ることもある緊急を要する病気です。かぜ症状で発症しますが、のどの痛みが強く飲食物もとれないほど嚥下痛[えんげつう]があります。呼吸困難が強いときは呼吸を楽にするため気管に穴を開ける(気管切開術)処置も必要になってきます。のどの症状が強いときは耳鼻咽喉科医の受診をすすめます。

    急性声門下喉頭炎(仮性クループ)

    5歳以下の幼小児では、声帯とその下につづく粘膜が強く腫れて呼吸困難を起こすことがあります。夜間、急に犬がほえるようなせきとともに、ゼーゼー音がして、特に息を吸うときに苦しそうになります。チアノーゼ(唇が紫色になる)のような重篤な症状がみられるときは、早急に呼吸を確保する処置を必要としますが、適切な対応をすれば予後は良好です。

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  • 睡眠時無呼吸症候群

    Posted on December 19th, 2008 サスケ No comments

    扁桃[へんとう]やアデノイドの肥大のため鼻づまりを起こし、睡眠時に息が吸えなくなり、時々無呼吸の状態になります。睡眠中に大いびきをかくほか、夜尿症[やにようしよう]や、無呼吸により睡眠を妨げられるために起こる夜驚症[やきようしよう]がみられます。

    家族が早く気づいてあげる

    このような無呼吸発作は、呼吸障害や突然死と結びつくので、家族が気づいたら、すみやかに耳鼻咽喉科医に相談することが大切です。成人では、口蓋垂[こうがいすい]の切断短縮と口蓋咽頭弓の切除を行う咽頭口蓋形成術とともに扁桃摘出術をすることで、多くはよい成果が得られます。(形浦昭克)

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  • 伝染性単核球症

    Posted on December 19th, 2008 サスケ No comments

    急に39〜40℃の高熱が出て、首の回りを中心にリンパ節が腫れてくる病気で、子どもおよび思春期以後の成人にみられます。扁桃[へんとう]を見ると、赤く腫れていて、白い斑点が付着し偽膜をつくったりしています。こうした症状は扁桃炎(急性陰窩性扁桃炎[いんかせいへんとうえん])と似ているため、治療にあたっては区別が必要です。安静にして、耳鼻咽喉科医の診察を受け、適切な治療を受けるようにしてください。

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  • 扁桃肥大

    Posted on December 19th, 2008 サスケ No comments

    扁桃が肥大して普通よりも大きくなったものです。口蓋扁桃[こうがいへんとう]の肥大、咽頭扁桃([いんとうへんとう]アデノイド)の肥大がよくみられます。単に扁桃肥大というときは口蓋扁桃の肥大を指します。子どもの扁桃は肥大しているのが普通で、成長発育過程において、からだを感染から守るひとつのしくみとも考えられます。ワルダイエル咽頭輪[いんとうりん]の中で口蓋扁桃は5〜7歳ごろにその肥大がピークとなり、年齢とともに縮小していきます。咽頭扁桃は4〜6歳ごろに肥大がピークとなり、12歳ごろから自然に退化していきます(図18―20)。

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  • 扁桃炎

    Posted on December 19th, 2008 サスケ No comments

    扁桃の病気の特徴

    【免疫能の低下】

    扁桃には、免疫というはたらきがあることは、しくみとはたらきの項で述べました。しかし、侵入した細菌の感染力がその免疫を上回ると扁桃に炎症が起こります。また、通常の状態では扁桃のもつ免疫能力が大きいのですが、アレルギー、過労およびストレスなどがあるときにウイルス感染が加わると、そのバランスが逆転し、免疫能が一時的に低下し扁桃炎を併発しやすくなります。

    【病巣感染】

    病巣感染とは、からだのどこかに慢性の炎症病巣があって、それ自体にはほとんど症状が現れていないのに、遠く離れた部位に感染を引き起こすことをいいます。つまり、扁桃それ自体にははっきりした病変がないのに、扁桃が病巣となって腎炎[じんえん]、関節炎や皮膚の病気などを引き起こすことがあるのです。

    急性扁桃炎(アンギーナ)

    原因菌は溶血性連鎖球菌が多いとされていますが、黄色ブドウ球菌や肺炎双球菌、およびウイルスによるものが明らかになっています。その誘因としては暴飲暴食や過労、気候(寒冷)および塵埃[じんあい]などの刺激が大きく影響するともいわれています。

    高熱とともに、のどがひどく痛む

    急に39〜40℃の熱が出て、のどがひどく痛み、それとともに全身がだるい感じ、あちこち関節の痛みがあり、痛みが耳にまで放散するようになります。扁桃[へんとう]を見ると、粘膜が単に赤みをおびて液性の分泌物[ぶんぴつぶつ]がみられるもの(急性カタル性扁桃炎)と、黄白色の膿[うみ]が表面をおおっているもの(急性陰窩性扁桃炎[いんかせいへんとうえん])とがあります。

    習慣性扁桃炎

    急性扁桃炎[へんとうえん]をくり返していると、慢性扁桃炎となっていきます。このうち、1年に頻回に、例えば4〜5回も急性扁桃炎をくり返す場合は特に、習慣性扁桃炎と呼ばれます。

    年に3〜4回も熱を出す人は手術を

    習慣性扁桃炎[しゆうかんせいへんとうえん]では、その起こす回数にもよりますが、年に3〜4回以上も熱を出し、急性炎症をくり返す人には手術がすすめられます。このような人では、病巣感染といって、関節や腎臓[じんぞう]、皮膚など、ほかの場所に病気が起こってくることがあるからです。

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  • 咽頭異常感症

    Posted on December 19th, 2008 サスケ No comments

    「のどがつかえる感じ」が気になると訴えて、外来を訪れる人はけっこう多いものです。しかし、検査しても、異常を起こすようなのどの病気がみあたらないものが、この病気です。異常を感じる部位により、咽頭異常感症、喉頭[こうとう]異常感症、食道異常感症と呼んでいます。「のどに何かがたまっているようだ」「何かが刺さっている感じ」「のどがムズムズして気になる」など、訴えは多彩といえますが、多くはのどのがん恐怖によるものです。貧血があるかどうかも検査してもらうとよいでしょう。思春期の女性では、鉄欠乏性貧血がその原因となることが多いからです。また、心理的、精神的要因が、異常感と関連がないかどうかも検討すべきでしょう。

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